2026年– date –
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【技】アラ還の武装 ー 資格等での生存戦略
【反復】忘却のヘドロを、回数で塗りつぶせ
第3話で「盾」を手に取った俺を待っていたのは、戦術以前の絶望――50代という肉体が抗えない「忘却」という名の底なし沼だった。 教科書という名の「盾」を手に入れたなら、あとは受験ロードという名の荒野を爆進するだけだ。 どこから読み始めてもいい。民... -
【現場】アラ還2号警備員の生存報告
【沈潜】規律と澱(おり):八王子、朝光の京王線にて
八王子の夜勤現場が終わり、支給の防寒着を丸めてリュックに詰め込んだ。代わりに、底に押し込んでいた私服のダウンを引き出し、袖を通す。手早く着替えて駅へと急いだ。新宿行きの京王線、ロングシートの中ほど。隣にはこの現場の隊長、KOさんが座ってい... -
【生】アラ還の「ご機嫌」メンテナンス
【機嫌取り】千円の聖域 ― 武蔵小山温泉、缶ビールそしてインスタントラーメン
「そーれがど、お、し、たっ、ぼくドラえもんっ!」 肺の奥に溜まった澱(おり)を吐き出すような、乾いた咆哮。 閉塞感、無力感、倦怠感、孤独感。そして、浅い息が止まない焦燥感。 四方八方から包囲するネガティブの軍勢に、俺の精神はとうに陥落してい... -
【異国への翼】絶望を「自由」に変えるための「強軍」生存戦略
【突破】釜山行軍:絶望を「異国への翼」に変える錬金術
「あのタコの踊り食い、食ってみてーな」 独りごちた言葉は、澱んだ部屋の空気に溶けて消えた。釜山。韓国の大阪。食い倒れの街。人びとはそう呼ぶが、俺にとっては、この閉塞した日常の壁に穿たれた唯一の風穴に過ぎなかった。 「清河への道」という旋律... -
【異国への翼】絶望を「自由」に変えるための「強軍」生存戦略
【兵站】強軍(강군)への装備調達マニュアル
【実戦配備版】泥を燃料に変える「マイル精製」の全貌 泥をすする日々を、ただの浪費で終わらせるな。 一歩でも、自分の望む目的地へ近づくための「燃料(マイル)」を確保せよ。 俺がこの城を築き、戦うために揃えた「実働装備」をここに置く。 ■ 三井住... -
【現場】アラ還2号警備員の生存報告
【覚悟】アラ還の仕事探し体験記:採用から現場配属までの実際
1. 媒体選びと応募の背景 仕事探しには『バイトル』を中心に、複数のアプリや無料情報誌『イーアイデム』を参考にした。年齢(アラ還)、手に職がない、そして運転免許はあれど運転は上手くない(配送ドライバーやタクシー運転手は当初から断念)という背... -
【現場】アラ還2号警備員の生存報告
【生存】奴隷の首輪と、自前の翼
1. 呼び名の境界線 現場には、年齢という物差しを無効化する「経験」という名の絶対的な階級がある。 年下のベテランに「君」呼ばわりされる。それはまだいい。彼らが現場の理(ことわり)を叩き込んでくれる以上、そこには敬意が介在しているからだ。 ... -
【技】アラ還の武装 ー 資格等での生存戦略
【審判】教科書選びという名の無意味な儀式を終わらせろ
第2話で50代の「業」を自覚した俺が、次に行ったのは、迷いという名の時間損失を断つための「選定」だった。 「教科書選びでつまづく奴は、その時点で負けている」 身も蓋もない言い方だが、これが真実だ。基礎をないがしろにするわけじゃない。だが、合格... -
【現場】アラ還2号警備員の生存報告
【慇懃】「信号がかわります」(二枚舌の呪文)
港区の再開発地区。そこは、ゴミ一つ落ちていない不気味なほどに清潔な空間だ。巨大な重機が鎮座し、無機質な存在感を放つその場所では、人間の生活臭すらも「汚れ」として排除されている。 周囲には、乾燥した、喉の奥に張り付くような空気が停滞している... -
【現場】アラ還2号警備員の生存報告
【寸景】バック、ハクモクレン、そして青い空
目黒の入り組んだ住宅地での水道工事の現場。俺の任務は、工事現場から少し離れた車両2台がやっと擦れ違える狭い道で、路上駐車したダンプの前後にコーンとバーを設置し、また枝道からの車両を捌くことだった。 ダンプの運転手が近づいてくる。 その男は、...
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